より良い登山にするために必要な装備とは?
どのメーカーが良い?悩んだらモンベルでOK!
国内外含めて様々なメーカーがありますが、沢山ありすぎて「どれを選んで良いか分からない」と思ったらモンベルで買ったら良いと思います。
モンベルは国内メーカーなのでサイズを日本人に合わせているのでオススメです。
また、海外メーカーと比較して値段がかなり安いです。
絶対にお金をケチってはいけないアイテムがある!
登山道具は決して安いものではありません。
ですが、予算をケチって後悔するアイテムが2点あります。
これらの重要性は後程説明していきます。
ウエア(衣類)編
レインウェア(雨具)
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山の天気は変わりやすいです。快晴でもあっという間に大雨に見舞われることもあります。
雨で体が濡れると低体温症になる危険があり、最悪の場合、行動不能になってします。
ゴアテックスなど、内部の汗を通してくれるような素材を選びましょう。必然的に高価になりますが、お金をかける価値はあります。
登山においてはビニールカッパは通気性0なのでNGです。
雨は防げても自身の汗が篭ってびしょ濡れになり、結果、雨に濡れるのと同じになってします。
インナー(下着)
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汗をかいたり、雨に降られたとき、濡れたインナーと肌が接すると肌に張り付く不快感だけでなく、体温が下がってしまいます。
体温が下がると低体温症の危険があるので出来る限りリスクを下げるため、速乾性のインナーを選ぶことをお勧めします。
オススメはfinetrack(ファイントラック)
ファイントラックは日本のメーカーでレイヤリングを考慮したウエアの開発をしています。肌に触れるベースレイヤーについては汗を吸収して常にドライな環境を作ってくれます。
帽子
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森林限界など日陰が少ない場所が多いので日光を浴びる時間が多いので熱中症を防止するために被っておいた方が良いです。日焼け対策にもなります。
帽子のタイプは前方にだけツバがあるベースボールキャプより、全周にツバがあるタイプがお勧めです。
なぜなら首の裏や耳の後ろ側は日焼け止めを塗り忘れがちなので、後方からの日光を防ぐことが出来ます。
富士山に登るまではベースボールキャップタイプの帽子を愛用していましたが、富士山に登ったときに長時間の直射日光にやられて、耳たぶの後ろが火傷状態になり、水脹れが出来ました…
サポーター
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膝に痛みを抱えているなら保護するためには必要なアイテムです。
ですが、特に膝の痛みを抱えていないのであれば、無理に着用する必要はありません。
あまり分厚いタイプを選ぶと長ズボンを履けなくなてしまうので、薄型がオススメです。
グローブ(手袋)
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鎖場や岩場が多い登山道で手を保護するのに役に立ちます。
寒い時は防寒も兼ねるので持っていると安心出来るアイテムです。
サングラス
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森林限界を超えるような標高で晴れている日は太陽の光が眩しいです。
目を保護するためにもサングラスはあった方が無難です。
ただし、景色が良いところではサングラスを外してみると本来の色が映えるので、より景色を堪能出来ます。
ギア(道具)編
登山靴
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登山において足は命です。歩けない=行動不能となり、帰ることが出来ないので救助を呼んだり大ごとになります。
そこで登山靴を購入する際は決して以下の点に注意して下さい。
登山靴の種類を選ぼう
登山靴には主に3種類のタイプがあります。どのような山に登りたいか決めてから自分に合うタイプを選びましょう。
試し履きを薦める理由
海外メーカーだと海外の人の足向けに作られているので、日本人の足のサイズに合わない場合があります。
また、午前と午後で足のむくみ具合も異なるので、実際に試し履きすることで自分の足にフィットするかどうか確かめる必要があります。
有名メーカーのものを薦める理由
よく分からないメーカーの靴でハイカットでも一万円以下で売っているものがありますが、これは避けるべきです。
特に三つ目は行動中に何の前触れもなく剥がれます。そうなると行動出来なくなってしまうので大変なことになってしまいます。
ガムテープや針金で靴底を固定出来れば良いですが、そのようなアイテムを持っている人は少ないので出来る限りそのようなリスクは無くしましょう。
ザック&ザックカバー
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日帰りであれば20〜30Lの容量があれば充分です。
ザックカバーは雨の日にザックの中身が濡れないように保護してくれます。
最近のザックはザックカバーが付いている場合があるので購入前に確認しましょう。付いてなければ別途購入した方が良いです。
ザックの種類は見た目や機能など様々あるので、自分が気に入ったものを購入すると良いでしょう。
ファーストエイド
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怪我をしたとき、腹痛や頭痛など体調を崩したときのために持参しましょう。
消毒液
擦り傷を負った時に傷口の消毒をするために必要です。
絆創膏
傷の保護、靴擦れの際に貼れるような大きさのものが良いと思います。
テーピング
サポータをするほどででは無いけど、関節を痛め無いように保護するためにあっても良いものです。
解熱鎮痛薬
行動中に体調が悪くなった時に服用出来る様に持っていると良いです。
胃腸薬
お腹が痛くなった時に有効です。
即効性のあるものと、規則的に効果があるものの2種類あると安心です。
正露丸は匂いが独特なので山小屋で使用する状況を想定して、匂いがしない糖衣タイプを選ぶと良いと思います。
バーナー&クッカー
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昼食でお湯を沸かしたり、調理するときに必要です。
が、「おにぎりやパンで充分」という場合にとってはわざわざ持っていかなくても良いと思います。
ジェットボイル
カップ底面に配置したじゃばら状のフラックスリングが熱を受ける表面積を飛躍的に拡大。 お湯がすぐに沸くのでカップラーメンを食べたいときにオススメ。
トロ火の加減が難しいので、調理するときに焦がしやすい。
プリムス ウルトラバーナー
トロ火の調整が容易なのでチタンのクッカーを利用した際でも焦げ付きにくい調理が可能。軽量コンパクトなので持ち運びも容易。
水を沸かすときは時間がかかるのでガスの残量に注意が必要。
ヘッドライト
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日の出前の行動時は必須ですが、何らかのトラブルで夕暮れも行動することになった際に持っている方が良いです。そんなにかさばるものでもないので。
ジェントスがオススメ
ポール
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登る時の推進力、下る時の膝を保護するために役に立ちます。
グリップがT字型のシングルポール、I字型のダブルポールといった組み合わせが主流ですが、後者のタイプが圧倒的に多いです。
カーボンタイプは軽いので腕の負担を軽減し、持ち運びも容易です。ただ、高価です。
アルミタイプはカーボンよりは重いですが、安価です。
T字型
基本的に一本で使用します。
- 下りのサポートに長けている。
- 登りにはほとんどサポート力が無い。
- T字故にかさばる為、使用しない時に邪魔になる。
I字型
基本的に二本で使用します。
- 下りのサポート力はT字型に劣るが、登りでもサポートに適している。
- かさばらず、使用しない時の収納性に優れる。
- 下りメインで使用したい場合は不向き。
ティッシュペーパー
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持っていると色々な場面で役に立ちます。水に溶けるタイプがオススメです。
例えば、使用後のクッカーを拭くときなどに役に立ちます。
食糧編
水
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日帰りではマストアイテムでは無いですが、昼食にカップラーメンを食べたい場合やコーヒーを飲みたい場合に持って行くと良いです。
スポーツ飲料
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活動する上で必ず必要になります。真夏だと2Lは必要です。冬でも1Lは欲しいです。
携帯食糧
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行動食とも言います。小腹が空いた時、エネルギーを補いたいときにすぐに取り出せる位置にしまっておきましょう。
羊羹
羊羹は非常に優れた携帯食糧です。
最近ではより体に栄養が吸収されやすいスポーツ羊羹があります。
塩タブレット
汗をかくと塩分が必要なのでスポーツドリンクで足りない分はこちらで補いましょう。
必要な時にすぐに取り出せるポケットに入れておくと良いです。
エナジーバー
まさに行動食の代表格です。
行動中は常にカロリーを消費するので必要な時に食べられるように、取り出しやすい場所に入れておきましょう。
昼食
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日帰りであれば、あんぱんやおにぎりなどがよく食べられていると思います。
お湯を沸かして景色の良いところでカップ麺、というのも良いですね。
アルファー米
日帰り登山ではあまり重要度は高く無いですが、軽量なのでテン泊時に重宝します。
カップ麺
景色の良いことろで食べるカップ麺は街で行列が出来るラーメン店並みに美味しく感じます。
クッカーを持ってる場合はゴミの削減を兼ねてリフィルタイプがオススメです。
まとめ
色々なものを紹介してきましたが、これらを参考に装備を充実させて良い登山が出来るように準備を整えましょう。
この記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。