どんな山?
伊吹山(いぶきやま〈いぶきさん〉)は、滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、不破郡関ケ原町にまたがる伊吹山地の主峰(最高峰)標高1,377 mの山である。一等三角点が置かれている山頂部は滋賀県米原市に属し、滋賀県最高峰の山であり、山域は琵琶湖国定公園に指定されている。
引用:Wikipedia>伊吹山
登山口に近い駐車場は?
ゴンドラ乗り場前駐車場
停めるなら絶対ココです!登山口周辺には様々な駐車場があります。民家の空き敷地を利用した駐車場(誘導されそうになったりしますが…)を全てスルーして三宮神社の鳥居を通り抜けて進みます。鳥居をくぐると道が狭くなり「本当にこの先にあるのか?」と思いますが、その疑問を跳ね除けて進むと開けた駐車場が見えます。利用料金は300円で周辺の駐車場に比べて安いのに最高の環境です。深夜や早朝は管理人さんがいないので車のナンバーを書いて(料金箱のところに記入用紙があります。)料金箱にお金を入れておきましょう。
メリット:駐車料金が安い、駐車場が広い、靴洗い場がある、更衣室がある、お手洗いがある
デメリット:分かりにくい場所にある
表登山道から登る
スキー場から頂上まで登る一般的な登山道です。最もメジャーな登山道ですが獲得標高1200mほどあるのである程度体力が必要です。ゴンドラを利用すれば三合目まで行けるので少し楽になります。
2017.7.8 伊吹山 / cantaroさんの伊吹山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
日陰がほとんど無い…直射日光に注意!
一合目は木があるので日陰がありますが、二合目からは景色が開ける代わりに日陰がありません。頂上まで日陰がほぼ無く、直射日光が容赦無いです。日焼け止めなどUVケアを忘れずに!
直射日光と標高から夏場は熱中症になる危険性がとても高いので注意が必要です。真夏は避けて雪の無い涼しい季節がベストです。
一合目〜五合目を登る
登り始めてすぐは木があるので日陰がありますが、30分ほどでスキー場に出ます。景色が良いのは嬉しいのですが…直射日光が肌に刺さります。ここからは日焼け止め必須です。
天気が良いと琵琶湖や彦根の町がよく見えます。
五合目にはお手洗いのある休憩所があります。開けた場所なので沢山の人が休んでいます。
六合目〜頂上を登る
六合目から先は眼下に素晴しい景色を観ることが出来ます。登りの傾斜がキツくなって来るのでここからが本番です。
八合目まで来ると登山道も狭くなり急登が続きます。山頂直下はさらに傾斜がキツいので頑張って登ります。
山頂まで来ると開けていて、人が沢山いて売店もあります。「伊吹山ドライブウェイ」があるのでそこから来た人たちと合流するので賑やかです。山頂の独標近くの売店にいる外人の店員さんが非常に気さくな方でした。
山頂では散策したり、下山に備えて休憩したり、まったりして過ごすことが出来ます。
下山後は「あねがわ温泉」へ!
下山後の楽しみといえば温泉です。駐車場から車で約15分のところに「あねがわ温泉」という日帰り温泉施設があります。
利用料金 | 大人 :865円 子供(小学生以上):430円 ※小学生未満は利用不可 |
営業時間 | 11:00~21:30 (最終受付 21:00) |
休業日 | あねがわ温泉のホームページにてご確認下さい。 |
ナイトハイクでヒメボタル鑑賞
伊吹山でヒメボタル鑑賞というのも有名です。毎年7月上旬〜中旬に山頂付近で観ることが出来ます。7月は日中登ると日差しが厳しいのでそれを避けつつナイトハイクでヒメボタル鑑賞というのも一つの伊吹山の楽しみ方だと思います。
ホタル鑑賞の後は山頂からご来光を眺めるというイベントも同時に楽しめるので良いと思います。
まとめ
・車はゴンドラ乗り場前駐車場に駐車しよう。
・日陰が無いので直射日光対策をしよう。
・景色が良いので天気が良い日は絶景を観ることが出来る。
東海道新幹線に乗車したときに見える伊吹山ですが、いざ登ってみると琵琶湖を一望できる素晴らしい景色を観ることが出来ました。冬は雪で覆われるので登るときは冬装備で注意が必要です。
余談ですが、伊吹山は1927年2月14日には世界最深積雪記録となる積雪量1182cmを記録しており、現在でもこの記録は破られていません。