霧島山という山は存在しない?
霧島山(きりしまやま)は固有の山では無く、九州南部の宮崎県と鹿児島県県境付近に広がる火山群の総称です。
最高峰(標高1700m)の韓国岳(からくにだけ)を始めとした周辺の山々から形成されています。

他にも周辺の山々から形成された総称の例でいえば、北海道の「大雪山」、長野と山梨に跨る「八ヶ岳」があります。
火山活動が活発な新燃岳
新燃岳は有史以降も噴火を繰り返している標高1,421mの活火山です。近年では2011年から噴火を繰り返していて、最近では2018年に噴火してます。
最新の状況は気象庁のホームページを確認し、韓国岳にも登ることが出来るか事前に確認しましょう。
【外部リンク】気象庁>霧島山(新燃岳)の火山活動の状況
幻となった霧島山縦走
えびの高原から韓国岳(1,700m)、獅子戸岳(1,429m)新燃岳(1,421m)中岳(1,350m)を抜けて高千穂河原へ降りるコースです。所要時間は途中休憩を取りながら6時間くらいとのこと。
噴火の影響で新燃岳は火口周辺2kmが規制され立ち入ることが出来ません。
基本は韓国岳に登り大浪池をまわるコース
「えびの高原」を起点に韓国岳に登り、大浪池を周回するコースです。
獅子戸岳方面は新燃岳の規制の影響で通行出来ないので、現在はこのルートが一般的だと思います。
2019.5.3_霧島山・韓国岳 / cantaroさんの韓国岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
「えびの高原駐車場」に停めよう
韓国岳の登山口のすぐ近くに「えびの高原」があります。隣接する第二駐車場と合わせると200台は停められそうです。
駐車料金は500円です。
施設営業終了後も利用出来ますが、係の人がいないので翌日支払いましょう。
えびの高原駐車場から見える韓国岳
えびの高原駐車場から韓国岳がよく見えます。第二駐車場の方がよく見えます。
左側で煙が上がっているのが硫黄山です。火山ガスの状況によっては登山ルートの変更があります。

韓国岳登山道を歩く
登山口は「えびの高原駐車場」から歩いてすぐです。
登山道の各所には火山ガスの発生を知らせる看板があります。

硫黄山の火山活動によっては登山道を迂回する必要があります。
登山地図から外れる場合がありますが、案内板の指示に従いましょう。

蒸気が立ちのぼる硫黄山
登山道を30分ほど歩くと眼下に「えびの高原」と硫黄山を見ることが出来ます。
硫黄山周辺はガスの影響で緑が無いことがよく分かります。


左側には「えびの高原」が見えます。少し登ったら高い木が無くなり、展望が良くなります。
標識があるので分かりやすい
登山道には一合ごとに案内標識があるので、現在地が分かりやすいです。







道中には霧島山案内図があります。
新燃岳を中心にどのくらいの範囲が規制されているかが分かります。

韓国岳山頂から景色を一望
山頂からは360度良い景色を見ることが出来ます。開けた岩場なので休憩するにも良い場所です。

活火山の新燃岳を望む
山頂からは新燃岳をよく見ることが出来ます。
登った当時は2018年に大規模な噴火があった翌年の2019年なので、新燃岳の周辺は真っ黒で生命の雰囲気を感じさせません。

山頂から大浪池方向に降ります。ここからでも池がよく見えます。
みんな歩いて行く方向は一緒です。

大浪池の周回ルートの起点には韓国岳避難小屋があります。この標識を見ると東回りと西回りが共に2kmなので一周4kmであることが分かります。

大浪池(おおなみいけ)を周回
大浪池は標高1411mにある直径630m、周囲約2km、ほぼ円形の火口湖です。

大浪池からは韓国岳もよく見えます。

アクセスしやすい大浪池周回ルート
大浪池だけを周回するルートは県道1号「えびのスカイライン」の登山口から比較的容易にアクセス出来るので登山初心者にも優しいルートです。
「ホテル ピコ ラナイ えびの高原」で日帰り温泉を堪能
えびの高原駐車場まで戻ってきたら、駐車場から歩いてすぐの場所にある「ホテル ピコ ラナイ えびの高原」では日帰温泉が利用可能です。
日帰り利用の場合、利用可能時間は11:00〜16:00(最終受付15時)で料金は1,200円(大人)800円(子供)です。
【外部リンク】ホテル ピコ ラナイ えびの高原>温泉
まとめ
- 霧島山(きりしまやま)は固有の山では無く、火山群の総称。最高峰は韓国岳。
- 新燃岳は現在も活動を続ける活火山。事前に警戒レベルを確認しよう。
- 「えびの高原駐車場」に駐車しよう。
- 韓国岳山頂は良い景色。新燃岳もよく見える。
- 大浪池の周回ルートはアクセス容易で初心者向けの良いルート

「えびの高原」からアクセスが良く、展望も良いので素晴らしい山でした。
天気が良いと南側には桜島や開聞岳を見ることが出来ます。